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[Advanced Level] Listening & Reading Comprehension – Exercise 15

1万6000台のIpadを導入、利用率はなんと100%

企業にとって全社にIpadを導入するのは保守コストも含めてかなりの負担。しかし成功させれば効果は絶大なのだ。

 

Iphoneと合わせて3万5000台フル活用

もともと教育に強かったアップルだったが、Ipadの登場以来再び教育関連に非常に力を入れていることはご理解いただけたと思う。というわけで、最後にひとつビジネスでの活用例をお届けしよう。お話を聞いたのは、Ipadをなんと1万6000台導入し、100パーセント活用しているという住宅メーカー大手の績水ハウスである。

 

績水ハウスといえば、販売戸数で日本一の住宅メーカー。もしかしたら、この記事を読んでおられる方のご自宅も績水ハウス製かもしれない。建築といえば、トラッドで現場主義な産業に思えるが、そこに1万6000台ものIpadを導入して、しかも活用率が高いというのは非常に興味深い。

 

導入がかいしされたのは2013年のこと。2月に営業用の4000台が導入され、5月にはアフターサービス部門用に1200台。8月には建築用に1600台。12月には設計用の1000台…となんと1年を経たずして1万台の導入に成功している。その後、関連会社、工事店などを含めて現在では合計1万6000台。Iphoneを合わせると3万5000台の導入に成功している。しかも、それが100パーセント機能しているというから驚きだ。

 

設定は完全に終わらせて紛失してもいい体制で

導入時に社長との打ち合わせで「全員が使い倒して効果を上げる」ということを確認したという。導入方針は「届いたらすぐに使える」「失くしても大丈夫なセキュリティにする」こと。

 

ごく簡単なことでも最初に「設定しなければならない」ということがあるだけで、使わない人が出てくる。だから導入業者と協力し、MDM(業務用の設定アプリ)を活用し、メールやパスワードなどの個人設定、アプリまですべて設定してから、導入した。また紛失に対応するために24時間対応のサービスデスクを導入し、データのリモート消去を可能にした。失くすことを恐れていては活用されないからだ。また紛失は夜間などである可能性も高く、24時間対応で情報の漏洩がないようにしないと意味がないと考えられたからだ。

 

専用アプリの迅速な開発が一番の要

Ipadの場合、各部署に活用してもらうためには、数多くの「専用アプリ」が必要だということになった。そのため、績水ハウス専用のアプリが大量に開発されている。

 

営業ならば、さまざまなモデルハウスの情報、素材や部品の情報を持ってのプレゼンテーション。設計では簡単な作図から承認作業も可能で意志決定をスピードアップ。建築では設計との図面のやりとり、職人さんとの確認に活用している。総務もこれまで帳票で打ち出していた資料を画面で確認できるようになったし、そもそも他の社員とのやりとりが容易になった。アフターサービスも顧客情報などの管理やレポートをIpad経由でできるようなアプリを使うようになった。また、共通して、在席確認、資料共有、社内の連絡ごと…などはIpadを経由して行うようになった。そして必要に応じて専用のアプリを素早く開発していったのだ。


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Ipadアプリの開発ポイントは「スピード」と「使い勝手」を重視したという。全社で100人規模のSEがいる中、Ipad担当はわずか3人。しかし、それでも3人でデモ版、1週間でプロト、1ヵ月リリースするというスピード感を重視した。

 

その経験もあって、熊本の震災の際の顧客の住宅の被害状況の確認用アプリは、なんと発生翌日にリリースし、現地に配信したという。まずは配信して、日々修正・機能を追加することで対応するというスピード感があったからこそ実現できたフォローが数多くあったのだという。

 

震災のような場合はもちろん、日常の仕事でもIpadの機能性は大きく活きている。従来なら現場からデスクに戻って報告書の作成…という作業が必要だったの、今は現場で入力したことを本社ですぐに集計することができる。震災などの場合それにより重篤なエリアに重点的に人を配置するなど、即時に対応することができた。

 

績水ハウスでは全社で覚悟してIpadを使いこなしてきたからこそ、各部署で、「さらにこう使いたい」という要望が上ってきて、さらに効果を大きくしているという。

活用できている会社とそうでない会社の差は、これからさらに広がっていきそうだ。

 

SOURCE: flick! digital (フリックデジタル)

NEW WORDS:

導入 (dounyuu): introduction, bringing in

保守 (hoshu): maintenance

負担 (futan): burden, load

絶大 (zetsudai): tremendous, immense

登場 (toujou): appearance

興味深い (kyoumibukai): very interesting

部門 (bumon): division, branch

設定 (settei): options setting, configuration

紛失 (funshitsu): loss, going missing

体制 (taisei): system, set-up

打ち合わせ (uchiawase): briefing session

使い倒す (tsukaitaosu): to get the most out of

方針 (houshin): policy, principle

業務 (gyoumu): business, work

対応 (taiou): dealing with, coping with

消去 (shoukyo): elimination, erasure

夜間 (yakan): night, nighttime

漏洩 (rouei): leak (of information)

専用 (sen’you): exclusive use

迅速 (jinsoku): quick, fast, rapid

開発 (kaihatsu): development, exploitation

部署 (busho): one’s post, one’s station, department

素材 (sozai): material, resource

作図 (sakuzu): drawing a diagram

図面 (zumen): drawing, diagram

職人 (shokunin): worker, craftsman

総務 (soumu): general affairs

帳票 (chouhyou): report, form

画面 (gamen): terminal screen

顧客 (kokyaku): customer, client

在席 (zaiseki): presence

共有 (kyouyuu): joint ownership

素早い (subayai): fast, quick, prompt

使い勝手 (tsukaikatte): ease of use, user-friendliness

震災 (shinsai): earthquake disaster

発生 (hassei): outbreak, occurrence

翌日 (yokujitsu): next day

配信 (haishin): delivery, transmission

数多く (kazuooku): in great numbers

従来 (juurai): up to now, so far

本社 (honsha): main office

集計 (shuukei): totalization

重篤 (juutoku): serious

即時 (sokuji): prompt, immediate

要望 (youbou): demand for, request


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