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[Advanced Level] Listening & Reading Comprehension – Exercise 12

韓国映画について一緒に話そう!

警察や刑事が絡むストーリーは多いですよね。実話がモチーフになっているものもあるし、完全にフィクションのものもあります。今回は、警察と犯罪組織、または犯罪者との関係を描いたサスペンス映画をご紹介します。時には、映画が作られたことによって、実際にあった事件の真実が明らかにされていったこともあったりします。スリルを味わったり、恐怖を感じる映画よりも、観客たちのハートを揺さぶる映画。そんな観点から今回の映画を選んでみました!実話でもフィクションでも、今回ご紹介した映画のような事件が実現では起こらないように祈ります。時効という制度がなくなればいいとも思います。犯人の立場から見れば、まるで隠れん坊をしてるような、そんな法律ではないでしょうか。

 

「殺人の追憶」(Memories of Murder)

実際にあった事件を基に映画化して大ヒットした作品です。1986年、キョンギドファンソグン付近で強姦され惨殺された若い女性の死体が発見されます。そして、二ヶ月後、似たような手口で再び強姦殺人事件が起こるのです。連続殺人という恐怖に支配されたこのエリアには特殊捜査本部が設置され、警察のたゆまない努力により犯人検挙に至るのですが、なんと証拠不十分で懲役2年6月に執行猶予3年の刑を受けただけ。2006年、公訴時効という法の前に事件はお蔵入りに…今でも犯人の手がかりは血液型がB型だということぐらいしかないそうです。映画ではフィクション部分をうまく融合して作られていますが、実話があまりにも悲惨でむごいので、このように作られたのではないかと思います。どんな国でもこのような犯罪がこれ以上起きないことを望みつつ、ここでこの映画をお勧めしようと思いました。

 

「新しい世界」(New World)

チェ・ミンシク、ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェという韓国を代表する演技派俳優が共演しました。それだけ完成度も高く、公開後も長い間愛されている映画です。警察と犯罪組織、そしてその二つのうち、本人のアイデンティティを混同している誰か…とても残忍で悲惨な状況の中で、ファン・ジョンミンの演技がシーソーの真ん中でバランスを取る、そんな役割を担っています。「ブラザー」「トウルワー(入ってこない)など、強烈な場面からたくさんの流行語と名セリフを生み出した映画です。ご覧になるときには、緊張が笑いで緩和されるポイントをお見逃しなきよう!事前知識が邪魔になるような気がする映画ですので、この辺で止めておきましょう。

 

「殺人の告白」(Confession of Murder)

時効が明けた犯人が、世間の注目を集めようと公の場に姿を見せたら?そんな設定から作られた映画です。チョン・ジェヨンさん、パク・シフさんという二人の俳優の情熱が感じられる熱い映画。特に、パク・シフさんは、本作を通して彼にしか出せない底力を見せたといっても過言ではないと思います。努力に努力を重ねてつくり上げたキャラクターが素晴らしく、この作品を見れば誰もが彼のファンになってしまうのではないでしょうか。やる気に満ちた刑事と、自分が犯人だと名乗り出る男、どんでん返しに次ぐどんでん返し!

これまでになかった破格のストーリーに、見終わってからもしばらく余韻が冷めない、そんな映画です。

 

「さまよう刃」(Broken)

チョン・ジョヨンさんと、イソンミンさん、そして僕、ソ・ジュニョンも共演させていただいた映画です。撮影中もいろいろな思いが交差しました。本当に役にはまりこんでいる先輩俳優を見て、制作発表会で「この二人の間で演じるというのは、本当に獣と演技するかのようだった」と表現したことを覚えています。東野圭吾の同名小説を映画化した韓国版「さまよう刃」は、見ている間中、涙と悔しさであふれます。一瞬、犯人の味方をしてしまう人もいるかと思います。韓国人の感情で描いていますので、原作と一緒にご覧になるとまた面白いと思いますよ。


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「あいつの声」(Voice of a Murderer)

これも実話を基に作られた映画です。1991年1月29日、アックジョンで誘拐された9歳のイ・ヒョンオちゃんが44日後、漢江の排水路で冷たくなった姿で発見されました。何度も検挙に失敗する警察と、徹底した綿密に計画を立てた犯人。2006年に時効を迎えてしまいます。映画化するにはナイーブな素材ですが、俳優たちの素晴らしい演技で見事な映画になりました。映画公開後、残忍な事件のことを知った国民たちが、怒りの声を上げました。どこかで生きている犯人がこの映画を見て自首してくれたら…そんな思いがよぎる映画です。

 

「シークレット」(Secret)

2009年に公開した映画ですが、今また見ても10点満点中9点をつけられる映画です。しっかりしたストーリーに、チャ・スンウオン、ソン・ユナ、リュ・スンリョンという俳優たちのかっこいい演技が加わり、実際にこんな事件があるのではないだろうか?と思うようになるほど!犯罪組織、一介の麻薬犯、警察、そして、その警察を殺したい人間。これらの立場の違う人々が繰り出す葛藤は、ストーリーが進むにつれ、解き放たれていくように見えるのですが…振り出しに戻ったように見えても実はそうではなく、どんでん返しの後には、また最後のサプライズが待っているんです!ぜひ一度ご覧ください!

 

SOURCE: Kanryuu Pia (韓流ぴあ)

NEW WORDS:

絡む (karamu): to entangle, to be involved with

実話 (jitsuwa): true story

揺さぶる (yusaburu): to shake, to shock

観点 (kanten): point of view

時効 (jikou): becoming invalid or void after a set time

隠れん坊 (kakurenbou): hide-and-seek-game

追憶 (tsuioku): recollection, reminiscence

惨殺 (zansatsu): slaughter, massacre

手口 (teguchi): criminal technique

特殊 (tokushu): special, particular

捜査 (sousa): search, investigation

本部 (honbu): headquarters, main office

検挙 (kenkyo): arrest, roundup

懲役 (choueki): penal servitude, imprisonment with hard labor

執行 (shikkou): execution, carrying out

猶予 (yuuyo): postponement, deferment

刑 (kei): penalty, sentence

公訴 (kouso): accusation, prosecution

お蔵入り (okurairi): being put on hold, putting in storage

手がかり (tegakari): clue, lead, trail

血液型 (ketsuekigata): blood type

融合 (yuugou): blending, combination

悲惨 (hisan): disastrous, tragic

惨い (mugoi): cruel, merciless

共演 (kyouen): co-starring, appearing together

完成度 (kanseido): degree of perfection

公開 (koukai): showing (movie)

混同 (kondou): confusion, mixing

残忍 (zannin): brutal, cruel

担う (ninau): to bear (burden, responsibility)

強烈 (kyouretsu): strong, intense

流行語 (ryuukougo): popular phrase

緩和 (kanwa): mitigation, softening

見逃す (minogasu): to miss, to overlook

事前 (jizen): prior, beforehand

告白 (kokuhaku): confession, profession of love

設定 (settei): setting (movie)

情熱 (jounetsu): passion, enthusiasm

底力 (sokodjikara): latent energy, potentiality

過言 (kagon): exaggeration, overstatement

どんでん返し (dondengaeshi): unexpected twist

破格 (hakaku): extraordinary, special

余韻 (yoin): lingering memory

交差 (kousa): crossing, intersection

獣 (kemono): beast

原作 (gensaku): original work

誘拐 (yuukai): abduction, kidnapping

排水路 (haisuiro): drainage channel

綿密 (menmitsu): minute, detailed, careful

素材 (sozai): ingredient, resource

一介 (ikkai): mere, only

麻薬 (mayaku): narcotic, drug

葛藤 (kattou): conflict, complication

解き放つ (tokihanatsu): to release

振り出し (furidashi): starting point, beginning


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