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Japanese Language Proficiency Test JLPT N1 – Reading Exercise 08

Reading Passage 1

新聞をめくっていたら、こんな広告が目に飛び込んできた。「ほしいものが突然あらわれる。これは不思議なカタログです」

「ほしいものは何ですか」と聞かれても「特にない」と答えてしまう人のために、そのカタログは作られているという。そこに例示されている世界の一流品の写真と能書きを読んでいたら、確かに私も「ほしいなあ」と思った。

「足りないものは何もないはずなのに、次々とほしいものがあらわれる」といったあたり、なかなか正直な広告だ。本来、広告とはそういうものだろう。必要なものは、広告なんか見なくても人は買いもとめる。別に必要じゃない人にまで、なんとなく欲しいと思わせてこそ、広告なのである。

1. そういうものとはどんなものか。
世界の一流品が手軽に買えるもの
いつでも必要な品が買えるもの
必要じゃない人にもほしいと思わせるもの
足りない品は何かを教えるもの

Reading Passage 2

ボランティア活動は人間だけが持ちうる楽しい特権である。お互いに弱さを持つ人間が身を寄せながら助け合う。他者のニーズを受けて立ち上がるエネルギーを、人間はみな持っている。自分以外のことに自分の能力を使う

特権を発揮することは、人間の証である。人間には二つの寿命があり、一つは、自分のためだけの、生物のいのちとしての寿命、もう一つは、人間でなければできないことに使われる寿命なのである。

2. 筆者がここで最も言いたいことは何か。
ボランティア活動は人間の特権なので、弱い人は助けを求めるべきだ。
人間は特権を発揮するためにみなエネルギーを持っている。
いのちのかぎり、弱い立場の人を助けるのが人間である。
人間にとってボランティア活動は生物としての寿命である。

Reading Passage 3

ある本に次のように書かれていた。

「このごろの若者で気に入らないことの一つは、とかく小さく固まりたがることだ。特定の仲間とだけつきあって、ややこしいことを避けたがる。


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これには、『他人に迷惑をかけない』という、奇妙な道徳が行きわたりすぎているのではないか。『他人に迷惑をかけない人間』というのを、やたらと持ちあげることに、ぼくはおおいに不満なのである。元来、人間が入りみだれて暮らすのに、他人にまったく迷惑をかけてないなんて、とても信じられない。むしろ、迷惑をかけあうことこそ、人間の社会性と言えるぐらいだ。それに、社会的弱者にとって、この『迷惑をかけるな』は差別として作用することが多い。問題は、迷惑をかけていることに鈍感になるな、ということだろう。」

 私も「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられてきた。実はこれは、互いに助け合って生活しているという前提があるからこそ言える言葉なのだ。人間関係が希薄な社会より感謝の気持ちを持ちながら迷惑をかけあえる社会のほうが、ずっと居心地がいい。

3. 何に対して「おおいに不満なのである」と言っているのか。
若者が特定の仲間とだけつきあって、小さく固まりたがること

他人に迷惑をかけないことがいいことだと思われていること
他人に迷惑をかける人が多いということ
人間が入りみだれて暮らすと、他人に迷惑をかけてしまうこと

4. 「差別として作用する」例として、最も適当なものはどれか。
電車の中でお年寄りに席を譲らないこと

子供の学力に親の経済力が影響すること
学歴がないと就職しにくいこと
車いすの人は電車に乗らないほうがいいと思うこと

5. 「人に迷惑をかけてはいけない」はどういう社会におけるものか。
人に迷惑をかけるのは良くないという考え方の社会
お互いに迷惑をかけ合うことが普通の社会
お互いにあまり関係を持たないようにする社会
ややこしいことはなるべく避けようとする社会




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